STANCER SNOWBOARDS

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【ゴルフとは・ゴルフにおける身体特徴とは】

ゴルフはクラブでボールを打ち、少ない打数で18H回った選手が勝つという、最もわかりやすいスポーツです。
しかし、ボールをカップに入れるまでの過程で足元のシチュエーションやボールのシチュエーションにより、技術や知識が問われるスポーツでもあります。
技術力を磨くために努力が必要になり、スクールで指導を受ける・YouTubeなどを利用し、練習する方も多いのではないでしょうか。
Golfにおける身体の動きでは、足を地面に設置し、各関節の運動と筋力により、重心移動や地面反力を利用し、運動エネルギーを作り出す。そのエネルギーをクラブに伝えヘッドスピードのコントロールやフェイス向きのコントロールによりボールへコンタクトするという特徴を持っています。

ゴルフスタンサーとは

この身体の動きは流行りや廃りによって、スイングを見る方も多いと思います。
しかし、どのようなパターンで運動エネルギーを作り出すのかは、人それぞれに合った動き方があります。

例えば、運動には得意・不得意があり、得意な運動とは、ご自身の身体運動軸と目的とする運動が合致させられることを言います。それによりスムースにその運動を取得することができ、またこのような状態を「センスがある」などと表現したりします。

ゴルフは誰でもプレーできるのが魅力の一つでもあります。
しかし、ご自身の身体運動軸に合わない身体の動かし方では、スイングイメージが出来ず、ミスも多くなります。
そのため自身に見合った身体の動かし方を探すことは最も重要な作業になります。

スイング軌道

RAT4

良い運動は自身が落ち着く、股関節の位置(ニュートラルポジション)から身体の運動連鎖を起こし、戦略的に身体を使う事で、パワーを発揮します。
パワーとは『力×速度』で成り立つため、筋肉量(力)だけでなく、各関節の動くスピードも関係するため、股関節は上半身と下半身を結ぶ関節として最も重要になります。
このような物理学的視点からGolf STANCERはご自身がどのような動きを得意としているのかをニュートラルポジション・股関節の動きの特徴から身体運動軸(RAT4)を導き出します。

RAT「Rotation Axis Theory」の略で、4つに分類されるSTANCER独自の運動解析基準です。内軸(1)のクロスタイプと、外軸(2)のパラレルタイプに分類されます。また右股関節と左股関節の優位性を踏まえ、RAT4では左外側(L2)・左内側(L1)・右内側(R1)・右外側(R2)の4つのタイプで分類されています。

人の動きには螺旋状の運動パターンを得意(ボクシングでいうストレート)とする群と直線的な運動を得意(ボクシングでいうジャブ)とする群に分かれます。

日本人は着物や袴などを着ていた文化で合った為、難波歩行(右手・右足、左手・左足)の文化で、直線的に身体を使うことを得意としていました。しかし洋服の導入により現在の歩行パターン(螺旋状)に変わってきました。
しかし、人の動きは文化だけでなく、環境により左右されることが多いため、ご自身の動きはどのような特徴を持っているのかを知る必要があります。クロスタイプ(螺旋状運動戦略)はL1(右手・左足)、R1(左手・右足)を繋げた動作戦略に長けているニュートラルポジション、運動連鎖を持ち合わせていると考えられます。また、パラレルタイプ(直線上運動戦略)はR2(右手・右足)、L2(左手・左足)を繋げた動作戦略に長けているニュートラルポジション、運動連鎖を持ち合わせていると考えられています。

解剖図

【RAT4 タイプ別特徴早見表】

RAT4タイプ別スイング解説図

【回旋運動精度とは】

回旋運動精度は、股関節を一定時間に内旋と外旋を繰り返し、その際に見られるデータの波形により、神経伝達速度(筋肉の反応)と一定時間に使える股関節可動域の関係性を見る事ができます。回旋運動精度が高い方は使える股関節の可動域が常に一定です。しかし回旋運動精度が低い方は使っている可動域にばらつきが見られます。筋肉は線香花火のような繊維が束となり、骨格筋を形成しているため、どれくらいの量を使うかを神経からの指令により設定します。この指令に誤差が生じるため、回旋運動精度が一定ではなくなってしまいます。 日頃から股関節周囲の筋肉を可動域を広げるストレッチや筋肉を使うトレーニングを行う事で、再現性を高める材料を作り出し、自身に合ったスイング動作をする事で回旋運動精度を高める事が可能になります。トレーニングの効果は3ヶ月後に出ると言われています。3ヶ月に一度測定することでトレーニング効果を見る事ができます。 Golfではスイングの再現性が重要になり、スイングの再現性で最も重要視されるのは、クラブの切り返すタイミングやクラブを切り返す場所だと考えています。 ご自身が持つ可動域を広げ、使う可動域を増やしていく事と同時に運動のリズムを作り上げていく事が大切です。

ゴルフ姿

筋肉

05型

2011 年に開発製造されたディスク分離型の股関節回旋角度計測機。分離型でコンパクトになった事から、1人でも持ち運びと収納が簡単にできる様になりました。ストッパーはトグルクランプを採用して、どの角度でも固定して滑走時の角度を再現できる様になった。床やマットに置いた状態であれば、スタンス幅の調整が無限に可能で、土台がある状態では04型同様に 3~5段階の決まった幅で計測。
※ディスクを設置する土台はスチール製、ウッドボード、マットと様々な物がある。

05型スタンサー

05型

2020年に開発、製造された次世代型の股関節回旋角度計測機。 05型同様ディスク分離型。電磁式ストッパー(ソレノイド)により、回旋盤を固定⇄開放することが出来るのが大きな特徴。05型のストッパーボックスがなくなった事でディスク自体が円形のスッキリした形になりました。 イエローベースだったカラーデザインも一新。 専用STANCERマットで、計測時のスタンス幅を無限に調整が出来ます。

スタンサー実際の画面③

05型

2021年に開発、製造されたTYPE0がマイナーチェンジした次世代機。
TYPE0同様ディスク分離型で電磁式ストッパー(ソレノイド)をバージョンアップさせる事により、回旋ディスクの固定⇄開放をよりスムーズに、且つ電源ボックスに付属するボタン一つで操作を可能にしました。専用STANCERマットで、計測時のスタンス幅を無限に調整が出来ます。

TYPE 0-R スタンサー画像